前回にひきつづきカメラパッケージについてです。
LED照明付のカメラパッケージのLED点灯/消灯制御は、ロボットプログラムから「IRVLEDON」というカレル関数を呼んで行います。
次の画面のように呼出します。
第一引数の1はカメラのチャンネル番号になります。
第二引数の16はLEDの明るさで1~16を設定します。
■カレル関数の呼出し方
プログラム作成画面で[命令]→[呼出し/終了]→[プログラム呼出し]と選択します。
つづいて、画面下の[コレクション]→[カレル]→一覧から[IRVLEDON]を選択します。
「IRVLEDON(1,16)」と入力したいので引数を設定します。カーソルをIRVLEDONの後にもっていき、[選択]→[定数]→[1]を入力します。
さらに、「IRVLEDON(1)」の最後尾にカーソルをもっていき、 [選択]→[定数]→[16]を入力します。
先述した通り、第一引数はカメラのチャンネルになります。
第二引数はLEDの明るさで1~16を設定します。
LEDを消灯するときは点灯と同様にカレルの「IRVLEDOFF」を呼び出します。ただし、消灯では引数を指定しません(指定しても無視されるようです)。つまり、IRVLEDOFFを実行するとすべてのチャンネルのLEDが消灯します。指定のチャンネルのLEDだけをOFFするカレルは、現在、用意されていないようです。
詳しい説明は、B-83304JA iRVision取扱説明書(リファレンス編)に載っています。
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