USR-TCP232 イーサネット to シリアルの使い方

■仮想COMで通信を行うには
TCP通信だとかUDP通信だとかイーサネットのソケット通信はやりたくない!シリアル通信でやりたい!なんていう人は、ソフトのダウンロードのところにあった「[Virtual COM Software]USR-VCOM」をインストールしてください。このソフトを使えば、仮想COMポートが作成され、直接イーサネットの通信をせずとも、シリアル通信だけで通信が行えるようになります。ADAM-4571Lと同じような使い方だと思ってください。

インストールが完了するとVCOMというアイコンができると思うので起動します。
メニューアイコンの一番左の「Create」をクリックして、仮想COMを追加します。
となりに「Auto Create」というのもありますが、バグっている(?)ようで機器に設定したモードが書き換わってしまうようなので、押さないほうが良いとおもいます!

あいている好きなCOMポート番号を選択します。画像ではCOM9にしています。
機器をTCP Serverモードにした場合、VCOM側はTCP Clientにします(↓画像参照)。

逆に、機器をTCP Clientにした場合、VCOM側はTCP Serverにします(↓画像参照)。

PCと機器のどちらがサーバーとして待ち受けて、どちらがクライアントして接続しにいくかっていうことです。

Confirmボタンを押して完了させると、勝手に接続し、うまくいけば「LINK」のLEDが点灯します。あとは、設定したCOMポート番号へシリアル通信をするだけになります。

中華製ってこともあって少し怪しいところもありましたが、格安で実現できるので試してみる価値ありです。

コメント