Windows10を使っていて、とあるソフト最新版をインストールしたところ、使い勝手が悪かったので、アンインストールして元のバージョンを入れ直そうとしたところ、エラーがでてアンインストールできなくなってしまいました。そんなときになんとか戻せたやり方をメモしておきます。どうにもならなくなったとき最後に試してみたい最終奥義だと思ってください。ここに記述の方法でトラブルがあったとしても責任はとれませんので、ご利用はご自身の判断でお願いします。
「プログラムのインストールとアンインストールのトラブルシューティングツール」をダウンロードし実行
マイクロソフトのサイトから、「プログラムのインストールとアンインストールのトラブルシューティングツール」をダウンロードします↓。
または、マイクロソフトの英語サイトのここからダウンロードします↓。

「ダウンロードのトラブルシューティングツール」をクリックすると、「MicrosoftProgram_Install_and_Uninstall.meta.diagcab」というファイルがダウンロードされます。そのファイルをダブルクリックで実行すると次のような画面が表示されるので「次へ」を選択します。

私の場合はアンインストールに問題があったのでアンインストールを選びました。

その後、少し時間がかかりますが、アンインストールするソフトを選ぶ画面が表示されるので、指示に従ってアンインストールします。
AppDataフォルダ内のデータの削除
ファイルエクスプローラーで、次のフォルダに削除したいソフト関連のデータが存在していたら削除しておきます。
C:\User\[ユーザー名]\AppData\Roming\[削除したいソフト]
AppDataフォルダは普通は隠しフォルダになっているので、表示されない場合はPathパネルで「%AppData%」と入力すると表示できます。
インストールフォルダの削除
トラブルシューティングツールでアンインストールしても、「Progaram Files」フォルダにファイルが残っていてると悪さをすることがあるので、残っていたら削除しておきます。「Progaram Files」フォルダはソフトによって違いますが、普通は次のフォルダになります。会社名のフォルダは無いものもあります。次の2つのフォルダを見てあったら削除しておきます。
C:\Program Files\[ソフトの作成会社名]\[ソフト名]
C:\Program Files (x86)\[ソフトの作成会社名]\[ソフト名]
レジストリの削除
レジストリが残っていてそれが悪さをしていることもあるので、レジストリエディタを起動して削除しておきます。レジストリを削除してしまうのは怖いという方は、名前の変更でも良いと思います。レジストリエディタはキーボードの[Windowsキー]と[r]を同時に押して、ファイル名を指定して実行で「regedit」と入力すると起動できます。
レジストリエディタで以下の場所にデータがあったら、削除か名前を変更しておきます。
\HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE¥[ソフトの作成会社名]\[ソフト名]
スタートメニューの削除
スタートメニューにソフトを起動させるショートカットが残っていることがあるので、気になるようでしたら削除しておきます。スタートメニューはWindowsのバージョンによって違いますが、Windows10では次の場所になります。
C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs¥[ソフトの作成会社名]\[ソフト名]
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