メカ屋、電気屋、ソフト屋

メカ屋、電気屋、ソフト屋なんて言葉を聞いたことありますか?
工場なんかで動かす大型の装置を作ったりする際に、大まかに分けてこの三つの役割分担をして行うことが多いです。

メカ屋
CADを使って部品を配置して装置の全体の形や大きさから、ネジの位置まで細かいところまで詳細に設計する人。
コンプレッサーの圧搾空気を使う場合にはエア回路も考えたりします。CAD図面を加工に出して作るため、ちょっと後から直すなんてことが難しいです。

電機屋
電源電圧、装置内で使う機器の電源電圧、消費電流、通信方法などを考慮して、機器の選定や配線を考える人です。また、電装盤と呼ばれる箱の中の配置なんかも考えたりします。使う機器を選定するにあたって幅広い知識が必要です。この後に出てくるソフト(屋)に対して、ハードと呼ぶこともあります。

ソフト屋
大型の装置であれば、その装置の頭脳であるPLCのプログラムを組んだり、ロボットのプログラム、パソコンで動かすソフトのプログラムを考えたりする人です。メカ、電気が出来上がって最後に装置に息を吹き込む作業になるので、メカや電気の尻拭いをさせられたりすることもあります。あと、お客さんの工場に納めたときに調整するために出向き、うまく動かず冷や汗をかくことも多々あります。

そんな私はソフト屋なので、、ソフト屋の文章だけ少し愚痴っぽくなってしまいましたが、どれもやり甲斐のある素晴らしいお仕事です。

コメント